■芸能通10周年コラム
(4)芸能通の保守についてちょっと語ってみる | |
たまーに、たまーになんですが、「こんなサイトをやってみたい」という人がいます。 うん、10年は絶対できんでしょう、と思ってます。 で、実際一番問題になるのは「保守」です。 結局なんで掲示板文化が廃れたかって、荒らしやら匿名の問題とかじゃないんです。実は余り大きくないかもしれん、と思うときすらある。 その理由は「スパム」。 こいつは本当に厄介です。このおかげで廃業したサイト、いくらでも知ってる。 結局いくつかを施した結果、いわゆる「Nice Site!」系のURL貼りものは防げています。 すり抜けてくるのは幾つかです。技術的なものは一切オープンでは教えられません。 芸能通は掲示板サイトとしては非常に操作性が悪い。 汎大衆性的には全く論外であると思われます。 ある意味「お前、どんなに頑張ってもこれじゃ見向きもされないぞ」という嘲笑に満ちた目を向けられることも多かったりします。 だが、この操作性の悪さがおそらく防波堤になってるんじゃなかろうか、と思う。 掲示板文化を駆逐したスパムに対して、怒りの目を持っている人は多いと思う。 故人の持っていたサイトをいたむコメントが並んでいた掲示板を、スパム爆撃が押し流した現場、何件見ただろう。 スパムに対して荒らしの方なんだけれど、いやあね、現れませんね。 愉快犯的に荒らす方も荒らしがいがないのかもしれませんね、ある意味(苦笑)。いやいや本音いうと現れないのも有り難いし、荒らし甲斐がないという評価があるとするならば、それもまた有り難いです。まあ、あまり多くは語らず。 さて、保守の面でもメンタリティ的な部分になる話を少々。 このサイトの書き込みに関しては 「自分が楽しいと思う事を書きこんで」 って事を重要視しています。 そして、楽しいと思って書き込んでるんだろうなというのを酌んで選出をするよう心がけることにしています。 やはり管理人道、長く続けているとある程度の悪意は見抜けたりします。 文章の端々に、どこかしこに。 あるいは自分自身が悪意に満ちている時だってあったりする。 いや、もう芸能通じゃ殆どないんだけどね。 そういった無形のものに対しての感覚が、鈍くなった頃が辞め時なんじゃないかなーとか、少し思ってしまったりして。 |