1991


 
 三月までは前年の常連が居座る格好になったものの、春先から新勢力が次々と登場。
 マイムマイム芹沢と1級ボイラー技師軍団、上原兼壱、ひょっとこ倶楽部、牛小屋COWCOWBLUES(のちのこかんちょこちょこず)、鮎原こずおがこの年年間入りを果たしており、まさしくタコ天史上最盛期とも言える年となっている。
 また年間のほうも目立った欠席者はおらず、得点集計通りのランクになっていることもポイント。
 この年の9月に担当が胡麻ヶ野氏から中郷氏に代わっている。

 
年間タコ天(オールナイト発表)
1 人間の労働とサルのハイレグ ジャカルタカルカッタ軽田
withザ脈動リンパ管ズ(*1)
2 大乃国の唄 上原兼壱
3 俺はアントニオ猪木だ(*2) 知情意隊
4 十六万里の彼方へ ベルベットボラン遠山
withザ割礼エコノミクス
5 牛小屋COWCOWBLUESの替え歌メドレー1 牛小屋COWCOW
BLUES
6 今夜はエロビデオ ウォーターバリー・
ピースビューティフル(*3)
7 ハガキ職人怒りのテーマ イッチャ小林とクレージーキャッツ
8 海賊カウボーイ琴錦 知情意隊
9 インカ・誰が為に ジャカルタカルカッタ・軽田
withザ脈動リンパ管ズ
10 つけまつげの唄 ひょっとこ倶楽部
11 ラインアップルのテーマ・I’m建強 マイムマイム芹沢と
1級ボイラー技師軍団
12 ドッグソングス・ワンワンワン KMビートカンパニー
13 電話しまくりチヨコのうた 亀亀ブラザーズ
14 こん平フラッシュ マンPファイブ
15 千代の富士の主張 知情意隊
16 好色いろは恋唄 ベルベットボラン遠山
withザ割礼エコノミクス
17 ローマの帝王・オクタヴィアヌスのうた 知情意隊
18 無断欠席のうた マイムマイム芹沢と
1級ボイラー技師軍団
19 ゲロの流れにまかせて 鮎原こずお
20 おれたちの一週間 安全ヘルメット
*1 ベルベットボラン遠山〜はこの曲発表を境にジャカルタカルカッタ〜へ。この曲の発表は、1991年6月。
*2 本来なら90年にしてもおかしくないこの曲だが、厳密に集計するとリミックスバージョンが91年で4週入っており、それを合同集計すると91年扱いになるって訳。なお、元バージョンはヒット中にもかかわらず湾岸戦争勃発という情勢も考慮してか、2位から突如ランク外へ。たこてんでは考えられない事態だった。
*3 水沢和美は、洋楽の替え歌(?)を作るときだけはこの名前に。一応名前の英訳のつもりらしい。
点数制ランキング(集計:PIAA中嶋)
1位10点、2位9点…として集計。
年度繰越は、点の多い年度のほうに編入。
1 人間の労働とサルのハイレグ ジャカルタカルカッタ・軽田withザ脈動リンパ管ズ 94
1 大乃国の唄(*3) 上原兼壱 94
3 俺はアントニオ猪木だ 知情意隊 82
4 今夜はエロビデオ ウォーターバリー・ピースビューティフル 78
5 十六万里の彼方へ ベルベットボラン遠山
withザ割礼エコノミクス
76
6 ハガキ職人怒りのテーマ イッチャ小林とクレージーキャッツ 75
7 牛小屋COWCOWBLUESの替え歌メドレー1 牛小屋COWCOWBLUES 73
7 海賊カウボーイ琴錦 知情意隊 73
9 インカ・誰が為に ジャカルタカルカッタ・軽田
withザ脈動リンパ管ズ
60
9 つけまつげの唄 ひょっとこ倶楽部 60
*3 1位獲得数ではジャカさん(8週)、ランクイン週では上原兼壱(12週)。どっちが1位だったかを考えると難しい問題です。まあ一年通しての功労賞としてジャカさんかな…。なおこの年は本当にスタッフも集計を取ってたようで、上の表と比較してみてもこの結果には驚かされます。


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